【BCB】Borland C++ Builder 6にIndyをインストールする手順
Indyとは?
Indyとは、オープンソースのネットワーク関連のコンポーネントです。DelphiやC++ BuilderのProfessional版以上には、元々付いていますが、せっかくなので新しいバージョンのものへ入れ替えて使いましょう。
以下、ダウンロードからの手順です。
Indyのサイトからダウンロード
のDownloadをクリックして、
「Borland Native Compilers – Delphi, C++ Builder, Kylix」をクリックする。
「Indy9」をクリックする。(現在Indy10はベータ版)
Indy 9.0 Downloadsの下にある
9.0.14 Source code distribution(現在最新)
のZIPをクリックしてダウンロードする。
分かりやすいフォルダに展開
ダウンロードしたZIPファイルを適当なフォルダに解凍する。
解凍したフォルダの中の「Fullc6.bat」をダブルクリックして実行すると、一つ上のフォルダに「C6」というフォルダができる。
この「C6」フォルダをそのまま、C++ Builderのインストール先のフォルダの下などに移動させる。
インストール
C++ Builderを起動する。
メニューバーの「ツール」→「環境オプション」の「ライブラリ」タブで、「ライブラリパス」にIndyのコピー先のパスを追加する。
メニューバーの「コンポーネント」→「パッケージのインストール」をクリックする。
「追加」ボタンをクリックする。
ファイル選択ダイアログが開くので、先ほど移動させた「C6」フォルダを開き「dcIndy60.bpl」を選択して、「開く」ボタンを押す。
最後にOKボタンを押してインストール終了。
*注意
C++ Builderのインストール時に古いIndyを入れている人は、「コンポーネント」→「パッケージのインストール」で古いIndyを削除しておいてください。
また、「プロシージャ エントリ ポイント @Idresoucestring@_RSBindingAny がダイナミック リンク ライブラリ Indy60.bpl から見つかりませんでした。」などとエラーが出るので、C++ Builderをインストールしたフォルダ下のBinフォルダにある、「indy60.bpl」の名前を「indy60.bplold」とでも変更するか、他のフォルダへ移動しておいてください。
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