【RROGRAM】Visual Studio 2008のEditionごとの機能比較
今年リリースされたVisual Studio 2008は、Express Edition、Standard Editon、Professional Edition、Team Systemと4種類の製品構成になっています。
2008では、.NET Framework 3.0、3.5が正式にサポートされたバージョンです。
新ユーザーインターフェースのWPFや、C#、VB.NETでの新構文などの変更が行われています。
また、これまで、.NET FrameworkのバージョンとVisual Studioのバージョンは、2002では .NET Framework 1.0に対応し、2003では .NET Framework 1.1、2005では .NET Framework 2.0と対応するというように、1対1の関係にありました。
しかし、2008では、.NET Framework 2.0、3.0、3.5を選択して開発できるようになりました(マルチターゲット)。
Editionごとの機能の違い
Visual Studio 2008では、下位のEditionでの機能制限が、旧バージョンのVisual Studio 2005のときよりも緩くなっているようです。
これまで、上位のEditionを購入していた人でも、2008では、下のEditionに落として購入しても十分な場合もあるかもしれません。
たとえば、64ビットコンパイラが全Editionでサポートされていたり、Team Systemのみにあった単体テストが、Proffesionalで使用できるようになっています。
また、Officeアプリケーション開発が、2005では4つのラインアップとは別の製品となっていたのですが、2008ではProfessional Edition以上でサポートされるようになりました。
Microsoft公式の機能比較
Editionごとの機能比較の概要は、以下のページで確認できます。
Visual Studio 2008 製品ラインの概要
下記のページでは、より詳細な機能比較の資料をダウンロードできます。
Download details: Visual Studio 2008 Product Comparison Data Sheet(英語)
Express Editionは今回も無償
Visual Studio 2005に引き続き、無償版である Express Editon が公開されています。
下記のページからダウンロードできます。
Visual Studio 2008 Express Editions
ホビーユースには十分な機能があります。プログラムに初めて挑戦する方は、これを試してみると良いと思います。
商用利用への制限もありません。
バージョンアップ版
バージョンアップ版も存在しますので、Standard以上の購入する方は、こちらも見てみると良いでしょう。
無償版であるVisual Studio 2005 Expressからのバージョンアップも可能です。
Visual Studio 2005 Expressは、現在でもMicrosoftのサイトからダウンロードしてインストール可能ですので、実質的に誰でもバージョンアップ版を買うことができます。
通常版とアップグレード版には価格的に結構な差があります。
Amazon Visual Studio 2008 Standard Edition アップグレード版
Amazon Visual Studio 2008 Profesional Edition アップグレード版
楽天市場 Visual Studio 2008 Standard Edition アップグレード版
楽天市場 Visual Studio 2008 Profesional Edition アップグレード版
アップグレード版購入の必要要件は以下のページで確認できます。
<添付資料>Microsoft(R) Visual Studio(R) 2008 日本語版の開発を完了、完成版の提供を開始
ライセンスでの購入
企業などで一括して複数ライセンスが必要であったり、また、個人でもWindows Vistaや旧バージョンのVisual Studioも一緒に欲しいなどの場合は、ライセンス購入の方が安い場合があります。
Visual Studio With MSDNの製品群では、MSDN Subscriptionが付いてきますので、Visual Studioの新旧バージョンや、開発用途に限られますが Vistaを含むWindowsの新旧バージョンなどを入手できます。
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