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2008/3/2 日曜日

【RROGRAM】Visual Studio 2008のEditionごとの機能比較

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今年リリースされたVisual Studio 2008は、Express Edition、Standard Editon、Professional Edition、Team Systemと4種類の製品構成になっています。

Visual Studio 2008 Standard Edition アップグレード Visual Studio 2008 Professional Edition アップグレード

2008では、.NET Framework 3.0、3.5が正式にサポートされたバージョンです。

新ユーザーインターフェースのWPFや、C#、VB.NETでの新構文などの変更が行われています。

また、これまで、.NET FrameworkのバージョンとVisual Studioのバージョンは、2002では .NET Framework 1.0に対応し、2003では .NET Framework 1.1、2005では .NET Framework 2.0と対応するというように、1対1の関係にありました。

しかし、2008では、.NET Framework 2.0、3.0、3.5を選択して開発できるようになりました(マルチターゲット)。

マルチターゲット

Editionごとの機能の違い

Visual Studio 2008では、下位のEditionでの機能制限が、旧バージョンのVisual Studio 2005のときよりも緩くなっているようです。

これまで、上位のEditionを購入していた人でも、2008では、下のEditionに落として購入しても十分な場合もあるかもしれません。

たとえば、64ビットコンパイラが全Editionでサポートされていたり、Team Systemのみにあった単体テストが、Proffesionalで使用できるようになっています。

また、Officeアプリケーション開発が、2005では4つのラインアップとは別の製品となっていたのですが、2008ではProfessional Edition以上でサポートされるようになりました。

Microsoft公式の機能比較

Editionごとの機能比較の概要は、以下のページで確認できます。
Visual Studio 2008 製品ラインの概要

下記のページでは、より詳細な機能比較の資料をダウンロードできます。
Download details: Visual Studio 2008 Product Comparison Data Sheet(英語)

Express Editionは今回も無償

Visual Studio 2005に引き続き、無償版である Express Editon が公開されています。

下記のページからダウンロードできます。
Visual Studio 2008 Express Editions

ホビーユースには十分な機能があります。プログラムに初めて挑戦する方は、これを試してみると良いと思います。

商用利用への制限もありません。

バージョンアップ版

バージョンアップ版も存在しますので、Standard以上の購入する方は、こちらも見てみると良いでしょう。

無償版であるVisual Studio 2005 Expressからのバージョンアップも可能です。

Visual Studio 2005 Expressは、現在でもMicrosoftのサイトからダウンロードしてインストール可能ですので、実質的に誰でもバージョンアップ版を買うことができます。

通常版とアップグレード版には価格的に結構な差があります。

Amazon Visual Studio 2008 Standard Edition アップグレード版

Amazon Visual Studio 2008 Profesional Edition アップグレード版

楽天市場 Visual Studio 2008 Standard Edition アップグレード版

楽天市場 Visual Studio 2008 Profesional Edition アップグレード版

アップグレード版購入の必要要件は以下のページで確認できます。
<添付資料>Microsoft(R) Visual Studio(R) 2008 日本語版の開発を完了、完成版の提供を開始

ライセンスでの購入

企業などで一括して複数ライセンスが必要であったり、また、個人でもWindows Vistaや旧バージョンのVisual Studioも一緒に欲しいなどの場合は、ライセンス購入の方が安い場合があります。

Visual Studio With MSDNの製品群では、MSDN Subscriptionが付いてきますので、Visual Studioの新旧バージョンや、開発用途に限られますが Vistaを含むWindowsの新旧バージョンなどを入手できます。

マイクロソフト オープンライセンスの割引購入はこちら

関連図書

プログラムを作ろう!パソコン教科書 Microsoft Visual C# 2005 Express Edition入門 (マイクロソフト公式解説書) ひと目でわかるMicrosoft Visual Basic 2005アプリケーション開発入門 (マイクロソフト公式解説書) ずばりわかる!VB&C#―プログラミングの基礎はこれで万全 (日経BPパソコンベストムック)

Filed under: Programming,Programming全般 — Nakai @ 21:13:12

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